3月10日、保険会社『ライフネット生命』のテレビCMに俳優の松田るか(28)と飯島寛騎(27)が共演することがX(旧ツイッター)で発表された。2人が『仮面ライダーエグゼイド』(2016/テレビ朝日系)で共演歴のある仮面ライダー俳優であること、これまでの『ライフネット生命』の公式Xの“エグゼイド愛”から、Xは大きな盛り上がりを見せている。
『エグゼイド』は「医療」と「ゲーム」が絶妙に絡み合った完成度の高いシナリオや、仮面ライダーに見えない強烈なビジュアル、そしてあまりにも濃すぎる俳優陣の演技が話題になった作品。同作では博多華丸・大吉の博多華丸(53)が主人公の上司で2号ライダーの父親でもある病院長・鏡灰馬を演じていた。
そして、『ライフネット生命』は博多華丸・大吉を2021年からCMに起用して以降、2号ライダー“鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ”役の瀬戸利樹(28)や、 “ヒロイン・“ポッピーピポパポ/仮面ライダーポッピー”を演じた松田もゲスト的な扱いで出演。華丸と共演するたびに話題になっていた。
そして今回、ついに主演の“宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド”だった飯島が起用されたのである。
【解禁】
— 仮面ライダーエグゼイド (@toei_EXAID) July 13, 2017
劇場版「仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」新ビジュアル!
ゲームだけじゃない、医療にも真っ向から。#エグゼイド #仮面ライダー #映画 pic.twitter.com/Hjpbz7WBoW
なお、同社のCMには声優の木村昴(33)も顔出しで起用されていたが、彼は別作品『リバイス』(2022)でやはり”バイス/仮面ライダーバイス”を演じていた。
『ライフネット生命』の公式Xは、以前から社内に『エグゼイド』の大ファンがいることを公言していたが、これはひょっとしてキャスティングにも多大な影響を与えているのでは……?
記者はそんな“疑惑”を今回、『ライフネット生命』の広報担当者に話を聞いた。
すると、
「ありがたいことに当社のXで仮面ライダーエグゼイドのご出演者さま、および、フアンの皆さまが大変喜んでくださって、それぞれに交流を図るような形で盛り上がっております。
当社としては、当社の投稿や活動がきっかけとなり、たくさんの方に楽しんでいただけていることに感謝の気持ちでいっぱいです」(広報担当者、以下同)
と前置きし、多くを語ってくれた。
まず、『エグゼイド』俳優が立て続けに同社のCMにキャスティングされている理由について。
「こちらは博多華丸さん・大吉さんのお二人に当社のCMに出ていただいていることがすべてです。
CMを一緒に取り組ませていただく中で、お二人と共演していただく方を探しておりました。誰でも良いというわけではなく、社内で議論しているときに、“華丸さんや大吉さんと過去に共演したことのある方がよいのではないか?”となりました」
とのこと。
そして、「相性だったり画面から醸し出される素敵な雰囲気だったり」を考えた結果、2020年の年末頃に「瀬戸利樹さんはどうだろう? という案が上がり、満場一致で“素敵ですね!”となりました」ということだった。