■“なぜエグゼイドの出演者がCMに出ているのか”の説得力

 そんな『ライフネット生命』の社内には、グッズコレクターほか多くの『エグゼイド』ファンがいるとのこと。そして、『エグゼイド』の作風も、会社のイメージにマッチしていたようだ。

「今回は華丸さんを基軸としてのキャスティングを検討した結果、『エグゼイド』の皆さまとの素敵なご縁をつくることができたのですが、その背景には、やはり『エグゼイド』の基地が電脳救命センターであり、医療機関がストーリー展開上の鍵になっているというのがポイントだと思っています。

 生命保険・医療保険をインターネットで提供するライフネット生命としては、エグゼイドが『仮面ライダー』としても、『ゲーム病』(※人間がデータ化して消滅する架空の病気)がテーマのドラマとしても、“なぜエグゼイドの出演者がCMに出ているのか”という点において説得力を醸し出すことができたことが良かったなと」

 そんななか、『エグゼイド』屈指の人気キャラである“九条貴利矢/仮面ライダーレーザー”を演じていた劇団EXILEの小野塚勇人(30)や、メンサ会員でもあるタレントで、『エグゼイド』では“檀黎斗/仮面ライダーゲンム”として唯一無二の存在感を放っていた岩永徹也(37)も、『ライフネット生命』のXにコメントしていたのだ。

※画像は小野塚勇人の公式X『@Hayato_Onozuka』より

《自分も入れる保険ってありますか?》(小野塚)

《失礼します! 死んだ後でも入れる保険ってありますか?》(岩永)

 この件も訪ねてみたところ、

「小野塚さんは、今回、X上で当社に話しかけてくださって、誰よりも当社が驚きました。その後に、岩永さんもやり取りに加わってくださったことで、たくさんのフアンの方々に楽しんでいただけることとなりました。《同窓会みたい》というコメントがあったのですが、本当にそうだなと。

『エグゼイド』というコンテンツがいかに素敵な環境だったのかが垣間見えて、いちファンとしても、ライフネット生命社員としても、これ以上ないほどほっこりしました。この場を借りて感謝申し上げます」

 と、コメントをくれた。

『仮面ライダーエグゼイド』は、現代医療では救えない命を救うため、進歩し続ける医療の未来へ希望を信じ抜く、本格的な医療ドラマでもあった。同作品の出演者が、生命・医療保険を扱う『ライフネット生命』のCMに適任であることは間違いなさそうだ――。