■第8位はチューペットと元祖梅ジャム
第8位(2.0%)は、チューペット、元祖梅ジャムが同率でランクイン。
前田産業が販売していたチューペットは、棒状ポリ容器入りの清涼飲料水で、凍らせて2つに折って食べるのが定番だった。2009年に製造過程上の不具合が発覚し、改善するには想像以上に時間や費用がかかることが判明。これによって生産を断念することになったという。
「子どもの頃、たくさん食べていたから」(25歳/女性)
「昔、よく食べていて好きだった」(27歳/女性/営業・販売)
一方、元祖梅ジャムは、梅の花本舗による甘酸っぱいペースト。駄菓子店で人気のお菓子で、薄いせんべいに塗って食べるのが定番だった。戦後約70年間にわたって親しまれていたが、1人で製造してきた生産者が高齢となり、後継者もいないため、惜しまれつつ2018年に製造が終了した。
「昔よく買っていて思い出もあるし、他にない味だったから」(27歳/女性/営業・販売)
「一回も食べることがないまま、気がついたら終売していて後悔した」(36歳/男性/学生・フリーター)