3月5日にスタートする『スーパー戦隊シリーズ』第47作目『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)。その制作発表が2月14日に行なわれ、これまで伏せられてきた“5人の戦士たち”のキャストが解禁された。

『キングオージャー』は、チキュー(※我々の知る『地球』ではない)にある5つの国の、それぞれの“王様”(レッドのみ“自称・王様”)がヒーローに変身して『地帝国バグナラク』と戦う物語。

“工業の国・シュゴッダム国の自称邪悪の王ギラ/クワガタオージャー”…酒井大成(24)

“IT大国ンコソパの国王ヤンマ・ガスト/トンボオージャー”…渡辺碧斗(25)

“医療と芸術の国イシャバーナの女王ヒメノ・ラン/カマキリオージャー…村上愛花(22)

“氷雪に閉ざされた国ゴッカンの国王兼最高裁判長のリタ・カニスカ/パピヨンオージャー…平川結月(21)

“農業の国トウフの王殿カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー…佳久創(32)

 彼ら5人が、1年間平和を守ることになった。

『スーパー戦隊』といえば『仮面ライダー』と並ぶ若手新人俳優の登竜門として知られているが、今回、目を引いたのは、30代の佳久の存在だろう。

 これは佳久も自覚しており、

「スーパー戦隊シリーズといえば、若い子が選ばれやすいイメージがありますが、僕は今年で33歳なんです。(前作の)『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキジブラザーの流れを継いでいると思うので、しっかりバトンを受け取って次につなげたい」

 と、コメントしている。

「2月26日に最終回を迎える『ドンブラザーズ』でも、発表当時33歳だった鈴木浩文さん(34)が、20代キャストに混ざっていたことにちなんだコメントですね。 

『ドンブラザーズ』の場合は、“キジブラザー”が朝の子ども向け番組に出していいのか疑わしい複雑なキャラ造形だったため、キャリアのある鈴木さんが選ばれたんです」(特撮ライター・トシ氏=以下同)