日本を代表するトップスター・木村拓哉(50)の足元が揺らいでいるのかもしれない。

 2月21日、木村主演の映画『THE LEGEND&BUTTERFLY(レジェバタ)』の公式ツイッターが更新。1月27日に公開されてから25日間で、興行収入が20億円を突破したことを報告した。

《動員数 150万人、

 興行収入 20億円突破

 観てくれた皆さん、追いレジェバタしてくれた皆さん、ありがとうございます!!

 引き続き何度でも、大きなスクリーンとこだわりの音響で #レジェバタ を味わっていただけたら嬉しいです》

 と、綴られている。

映画『レジェンド&バタフライ』公式ツイッター『@lb_toei70th』より

「一見すると上々な数字ですが、目標金額を考えると、公開およそ3週間強でこの数字はちょっと厳しいところがありますね……」

 そう話すのは、ワイドショー関係者。

「『レジェバタ』は総製作費20億円をかけた東映創立70周年記念作品。そして、興行収入の目安として、50億円を想定していたといいます。

 製作費以外にも、宣伝費にもとんでもない金額をかけていますし、原則として映画業界は売り上げの45%ほどを上映館が得ますからね。2月13日付の『FRIDAYデジタル』でも、同作が“赤字危機”にあることが報じられていましたね」(前同)

『レジェバタ』はスタートダッシュの成績こそ抜群だったものの勢いが落ち始めていること、木村が過去に主演した時代劇映画『武士の一分』の興行収入が41億円ほどだったので、このままだと目標金額50億円には届かない可能性が浮上している、と『FRIDAYデジタル』は報じていた。

「さらに聞こえてくるところによると、製作費は20億円では済まなかったという話なんです。大友啓史監督(56)がこだわりにこだわりまくった結果、30億円に近い製作費になったともささやかれています。さらに、気合いを入れた宣伝費もかなりの額……。

 もちろん3週間で興行収入20億突破はかなりいいペースですが、徐々に販売数が低下しているのを考えると、今後は厳しいかもしれません」(前同)