■“1週間で3割減”が続いている状況

「上映25分前時点での販売数合計ランキング」を確認すると、『レジェバタ』は週を追うごとに人気が加速度的に下降しつつあるという。

「まず、初週だった“1月28日から2月3日”の販売数が34万6330。

 次に、2週目の“2月4日~2月10日”の販売数が21万7660。この時点で37.2%減です。

 そして、3週目である“11日~17日”の販売数が14万4009。2週目と比べると、33.8%減ということになる。

 つまり、1週間ごとにおよそ30%強ずつ動員数が減少しているわけで……目標の50億に対して現在の興行収入が20億円なので、残り30億円を回収するのは非常に難しい計算になりますよね。このままでは2か月目で40億円を超えるのも、怪しくなっています。“ライバル”も多いですからね」(前出の芸能プロ関係者)

『レジェバタ』より前の2022年12月に公開され、いまだ根強い人気を誇る『THE FIRST SLAM DUNK』や、2月3日からスタートした『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』といったアニメ作品たちと、『レジェバタ』はしのぎを削っていた。

 そして、2月17日にはハリウッド映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』がスタート。同作は、初日から3日間で動員24万8000人、興行収入4億1100万円を記録し、初登場1位に輝いている。

 1月27日に行なわれた『レジェバタ』初日舞台挨拶にて、木村は“お忍び鑑賞”を予告していた。

「映画をご覧になった皆さんの中で、どんな感情が芽生えて、どんな話が盛り上がるのか。10日後、1か月後、客席の皆さんとスクリーンの関係性がどうなっているか。そのときは、自分も同じ客席に座っていたいなと思う」(前同)

 木村が満席状態の映画館で『レジェバタ』を観れるといいのだが……。