パリ五輪のスケートボード女子ストリートが7月28日(現地時間)に行なわれ、世界ランキング1位の吉沢恋選手(よしざわ・ここ/14)が金メダル、赤間凜音選手(あかま・りず)/15)が銀メダルを獲得。多くの視聴者を感動させたが、実況を担当したフジテレビの倉田大誠アナウンサー(42)の“名言”にも称賛の声が寄せられている。
2021年開催の東京五輪に続き、同種目で日本人選手が2つのメダルを獲得。テレビ中継も3年前と同じように倉田アナが実況を、プロスケートボード選手の瀬尻稜氏(27)が解説を務めた。
東京五輪で倉田アナは、当時13歳だった西矢椛選手(にしや・もみじ/16)が金メダルを決めた際、「13歳、真夏の大冒険!」と実況したことが話題を呼んだ。
また、同じく解説を務めた瀬尻氏も「ゴン攻め」、「ビッタビタ」といった耳に残るフレーズを連発。「ゴン攻め」と「ビッタビタ」は「2021ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10入りを果たすほどだった。
今回のパリ五輪での瀬尻氏はやや落ち着いたトーンで解説していたものの、「キタッすね」「ヤバッ」「すげぇ~」「熱ッ」と、くだけた言葉で感情を露わにしていた。
一方の倉田アナは、吉沢選手が決勝で会心のパフォーマンスを披露した際に「パリの風を浴びた。ようやく浴びることができた」と実況。さらに吉沢選手の金メダル獲得が決まると「金メダルに恋した14歳!」と、吉沢選手の名前「恋」にかけた名言を放った。
倉田アナの実況に、
《金メダルに恋した14歳って素敵だなぁ》
《倉田アナの「金メダルに恋した14歳」リアタイしてたけどまじで最高だった 鳥肌たっちゃった アナウンサーさんて凄いなあ 当たり前だけど言葉を操るプロだ》
《今年は金メダルに恋した14歳! 4年後も何故か楽しみw》
といった声がX(旧ツイッター)に多数寄せられ盛り上がりをみせた。
7月29日、倉田アナがキャスターを務めている『めざまし8』(フジテレビ系)で「金メダルに恋した14歳!」というフレーズを取り上げた際、後輩の岸本理沙アナ(25)が「あ~、あれはたぶん用意してたかなと思います」と言い、スタジオの笑いを誘っていた。
「岸本アナの言うように、たしかに倉田アナは事前にある程度のフレーズは用意していたんでしょう。多くのアナウンサーがそうですが、倉田アナもスポーツの実況をするにあたって、徹底的に下調べをし、抜かりのない準備をしたうえで臨みますからね」(制作会社関係者)