日本テレビの超大型特番『24時間テレビ47』で(8月31日、9月1日)内で放送される、タレントの萩本欽一(83)を題材にしたスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~』(8月31日午後9時頃)の主人公の欽一役を俳優の伊藤淳史(40)、妻・澄子さん役を波瑠(33)が演じることが明らかになった。

「視聴率100%男」として長年テレビ界を支え、『24時間テレビ』の初代総合司会を務めた欽ちゃんと、2020年に亡くなった澄子さんとの半世紀にわたる物語を、日本テレビに残るアーカイブ映像とともに紡ぐことになる。

 ドラマ出演にあたって伊藤は「今回の台本は萩本さんご自身の書籍やご家族とのやりとりをもとに作られています。萩本さんと奥様の澄子さんとの深いつながりが、とても胸に響く素晴らしいお話でした」とコメントを寄せている。

※画像は日テレの公式X『@nittele_ntv』より

 制作会社関係者が話す。

「寄付金の着服問題もあり、例年以上に厳しい目で見られている『24時間テレビ』ですが、萩本さん夫妻のドラマをやるということで、テレビマンの間でも“日テレは上手いことやったな”という声が出ていますよ」

 2023年11月に系列局である日本海テレビの経営戦略局の局長(※懲戒解雇済み)が『24時間テレビ』の寄付金や会社の売り上げを着服していたという大不祥事が発覚。元局長は今年の7月22日に業務上横領の疑いで書類送検されている。

 この問題について、6月20日放送の『ZIP!』と『DayDay.』(ともに日本テレビ系)に出演した水卜麻美アナウンサー(37)があらためて事の経緯を説明し、涙ながらに謝罪。さらに今年は「愛は地球を救うのか?」というテーマで『24時間テレビ』を放送することを発表した。

 総合司会は水卜アナ、羽鳥慎一(53)、そしてくりぃむしちゅー上田晋也(54)で、今年はメインパーソナリティーに代わって『24時間テレビ』の趣旨に賛同する24組が各企画を担うこと、チャリティーランナーをやす子(25)であることなどが発表されている。