■「せこいな」内村航平氏の独特&素直な言葉が好評

 7月29日に行なわれた体操男子団体総合決勝では、日本代表が2016年リオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりに金メダルを獲得した。

 会場からリポートしていた内村氏は「僕も優勝した気持ちになってました」と喜びを露わに。スタジオから「選手にかけたい言葉は“おめでとう”か“ありがとう”かどっちが強いか?」と問われると「おなかいっぱいです」と回答。

 続けて、「“おめでとう”も“ありがとう”もありきたりすぎる。“感動をありがとう”だし、感情がおなかいっぱいなんですよ。“おなかいっぱい”と伝えたい。素晴らしい演技も見せてもらったし、自分もその気にさせてもらった。近くで見て、あらためて“オリンピックっていいな、スポーツっていいな”と思った」とコメントした。

 また、7月30日に行なわれたバスケットボール男子・1次リーグ「日本vsフランス」では「身長が小さい選手がどう果敢に挑むかという視点で見ていた」と話し、「身長が大きいフランスの選手はシンプルにせこいなと思いました。高さあると簡単に手を伸ばしただけで入っちゃうんだなと思いました」と素直に語っていた。

 会場の完全アウェーの雰囲気には「フリースローのとき、あんなブーイングされるの知らなくて、体操ではまったくない状況。スポーツマンシップに欠けるなぁと見てました」と漏らしていた。

※画像は「NHKスポーツ」の公式X『@nhk_sports』より

 そんな内村氏のコメントに対し、

《内村航平のコメント素直すぎて好き》
《彼独特の視点というか素朴?なコメントが癖になり今回1番面白い》
《内村航平さんのバスケのリポート独特で危なっかしいが私は好きよ》

 といった声が上がっており、それ自体をエンタメとして楽しみに見ている人も少なくないようだ。

「体操の解説ではオリンピックで金メダルを獲った人にしかできないようなコメントをしていましたね。時々出てくる独特でありつつ肩の抜けた言い回しに最初は視聴者も戸惑ったのかもしれませんが、リアルで素直な感想が面白いですし、ある意味で真理をついていて好評ですよね」(前出ののワイドショー関係者)