■卓球金メダル・水谷隼氏の“選手に寄り添う言葉”

 金メダリストでは、テレビ東京の中継メインキャスターを務めている東京五輪卓球男女混合金の水谷隼氏(35)のコメントも好評だ。

 7月30日に行なわれた卓球混合ダブルスでは中国の王楚欽選手(24)・孫穎莎選手(23)ペアが優勝。ところが試合終了後、王選手のラケットが記念撮影しようとカメラマンが押し合った際に折れてしまったのだ。翌31日にはシングルス2回戦が、さらに団体戦もある。王選手は「起きてしまったことはどうしようもない。予備のラケットでいいプレーができると信じるしかない」とうつむきつつコメントしていた。

 これを受け、水谷氏はXを更新し、《ラケット折られたのは可哀想すぎる》と反応し、《プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに》とポスト。

 さらに《バーの破損は変えがきくし、ラケットの傷や汚れ程度なら何とかなるけど折れたラケットは絶対元に戻らない…時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ》と寄り添った。

 ラケットを折られた王選手だが、翌日の卓球男子シングルスは2回戦で敗退。。これに対しても水谷氏は《昨日ラケット折られた王負けた。気持ちも混合ダブルスに比べたら入ってなかった…1日でスペアラケットに慣れるのは難しい》と綴った。

※画像は水谷隼氏の公式X『@Mizutani__Jun』より

 水谷氏の言葉に、

《そこまでラケットってデリケートなんですね 水谷さんが言うと説得力が違う》
《1グラム単位で重さを指定…やっぱりプロの世界はすごいですね。みんな、真剣だ》
《わかりやすい表現ありがとうございます》

 といったコメントが寄せられた。

「世界の頂点を見たからこそ出てくる言葉ですし、選手に寄り添った説得力のあるポストでした。石川さん、内村さん、水谷さんが株を上げた一方で下げてしまった人もいます。くりぃむしちゅー上田晋也(54)もその1人でしょう」(前出のワイドショー関係者)

■くりぃむ上田の「変顔&雄たけび」に批判殺到

 上田は夏季4大会連続で日本テレビのスペシャルサポーターを務めている。

 7月31日に行なわれた体操男子個人総合で岡慎之助選手(20)が金メダルを獲得すると、上田は「岡選手やりましたー!」と絶叫。変顔をしつつ何度もガッツポーズをしながら、最後には「気合だー!」とアニマル浜口氏(76)のような雄たけびを上げていた。

 これに、

《競技見ながら寝落ちしてたらこの声で起こされたけどちょっと異常なはしゃぎっぷりだったよねぇ》
《誰が主役なのか分かってるのかな 主役は選手なんだよ バラエティ番組じゃないんだから、ホントこの人うるさ過ぎ》
《『日テレ』はオリンピックキャスターの選択を間違ったな》

 と厳しい声が多数寄せられてしまった。

「五輪の主役は当然ながら選手です。そんななか、大はしゃぎの上田さんが悪目立ちしてしまい、引いてしまった視聴者も少なくなかったんです。スポーツに芸能人を絡めると炎上を招くことがよくありますからね……」(前同)