■『東京卍リベンジャーズ』は実写映画も大ヒット
和久井健氏の漫画『東京卍リベンジャーズ』は、2017~2022年まで『週刊少年マガジン』(講談社)に連載。恋人が殺害されてしまうという運命を変えるため、主人公の青年・花垣武道がタイムリープ、元凶となる暴走族チームで成り上がる姿を描き、ヤンキー漫画にSF要素が合わさった世界観が注目を集めた。東京卍會の総長でカリスマヤンキーのマイキーなど個性的なキャラクターたちも人気で、北村匠海主演で実写化された映画も大ヒットした。
「キャラが魅力的だから」(16歳/男性/学生・フリーター)
「多くのキャラクターが登場し、それぞれのファンも多いので、キャラを掘り下げた過去編などが読めたら良いなと思う」(29歳/女性)
天野明氏による漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』は、2004~2012年まで『週刊少年ジャンプ』で連載。ヒットマンを名乗る赤ん坊の家庭教師・リボーンが、主人公のダメ中学生・沢田綱吉(ツナ)の前に現れ、ツナを鍛え上げるというストーリー。ギャグ漫画からバトル路線へとシフトし人気を集めた。
「小さい頃からいちばんハマっていて、今でも大切な作品だから」(29歳/女性/主婦)
福本伸行氏による漫画『銀と金』は、1992~1996年まで『アクションピザッツ』(双葉社)で連載。「銀王」と呼ばれる裏社会のフィクサー・平井銀二と、銀二に見いだされ才能を開花させていく青年・森田鉄雄という2人の主人公を中心に、株の仕手戦や巨額のギャンブルなど、命を懸けた死闘を描いている。
「福本氏の漫画の中でいちばん話が重厚で面白いし、半端に終わってしまったので気になる」(32歳/男性)
「不完全燃焼だった印象だから」(21歳/男性/パート・アルバイト)
雷句誠氏の漫画『金色のガッシュ!!』は、2001~2008年まで『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された。天才的な頭脳を持つ中学生の高嶺清麿と、天真爛漫な魔物の子・ガッシュが出会い、魔界の王を決める戦いの中、お互いに助け合い、影響し合いながら成長していく姿を描いたバトルファンタジー。2003年には『金色のガッシュベル!!』(フジテレビ系)でアニメ化、2022年に続編『金色のガッシュ!!2』の配信が各電子書店でスタートした。
「幼少期に見た思い出の作品だから」(35歳/男性/研究・開発)
「子どもの頃、夢中になっていた」(32歳/女性/主婦)
第6位(3.0%)は、『BLEACH』。
久保帯人氏によるバトル漫画『BLEACH』は、2001~2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、悪霊である虚(ホロウ)を退治する死神になった主人公の黒崎一護が仲間たちとともに戦い、成長していく姿を描くストーリー。コミックスの累計発行部数は1億2000万部を突破する人気作で、2021年には『週刊少年ジャンプ』で新作読み切りが掲載され、話題になった。
「主人公が結婚して子どもができたりと世代交代の気配があり、今までにない新しいストーリー展開が期待できそうだから」(36歳/男性/学生・フリーター)
「今でも好きだから」(37歳/男性/企画・マーケティング)
「主人公の子どものストーリーが見たい」(27歳/男性/主婦)