デジタルネイティブの若い世代にとって、情報の発信だけでなく、情報の収集にも欠かせないSNS。ニュースに関しては速報性が高いが、発信される情報は玉石混交、受け取る側にも注意は必要だ。しかし、流行の拡散や、他者とのコミュニケーションツールとしても使えるSNSは、私たちの生活に欠かせないものになってきた。そこで今回は10~30代の男女100人に「いちばんよく使うSNS」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第5位は、Facebook。
Facebookは2008年に日本で公開され、2009年には当時先行していたMySpaceの利用者を抜き、世界最大規模のSNSとして注目された。実名登録や個人情報登録が必須で、知人などと簡単につながれるツールとして大流行。最近では後進のSNSに押されている印象もある。
「日常のやりとりに便利だから」(26歳/女性/総務・人事・事務)
「リアルの友人とのやりとりに使っている」(39歳/女性)
「情報収集に利用」(38歳/男性)
第4位は、TikTok。
数秒~数分のショート動画を投稿、視聴できるTikTokは、2017年に全世界サービスがスタート。日本でのTikTokユーザーは年々増加しており、2020~2024年の4年間で利用率が約2.6倍に伸びている。10~20代の間ではダンス動画などの投稿が流行、TikTokでのバズりをきっかけに注目されるアーティストも増えている。最近では、2021年に「音楽経験0の素人がオリジナル曲を作ってみた」を投稿、歌唱動画が注目され、一気にブレイクしたimaseなどがいる。一方で、アメリカの14の州では、中毒性の高さが子どもに有害だとして、差し止めなどを求めてTikTokを提訴したというニュースもあった。
「情報収集に不可欠」(24歳/女性/パート・アルバイト)
「視聴や動画投稿に使っている」(33歳/男性)
「いつも動画を見たりいいねしている」(29歳/女性/事務職)
「メイク動画など、参考にする」(24歳/女性/パート・アルバイト)
「見ているとずっと時間を潰せる」(37歳/男性/営業・販売)
「動画の視聴がメイン。好きなコンテンツがある」(39歳/女性/主婦)