10月23日、ナインティナインがMCを務める音楽バラエティ番組『週刊ナイナイミュージック』(フジテレビ系)では、『世代別“思い出に残っている月9主題歌”特集』という企画が放送された。昭和世代・平成世代の2部門で同局の連ドラ看板枠である「月9ドラマ」ベスト5を紹介する内容だったが、平成世代の結果から、山下智久(39)の存在感があらためて大注目されることとなった。

 この日『ナイナイミュージック』で紹介された、平成世代が選んだ『月9』ベスト5は、以下の通り。

・1位…『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(09年7月期)

・2位…『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』(08年7月期のシーズン1)

・3位…『リッチマン、プアウーマン』(12年7月期)

・4位…『プロポーズ大作戦』(07年4月期)

・5位…『5→9~私に恋したお坊さん~』(15年10月期)

 ベスト5のうち、小栗旬(41)が主演の『リッチマン』以外の4本は、いずれも山下の出演作品だったのだ。石原さとみ(37)主演の『5→9』のみお相手役、それ以外の3本に山下は主演として出演していた。

『コード・ブルー』は医療ドラマだが、残る『ブザー・ビート』、『プロポーズ大作戦』、『5→9』の3本はラブストーリーのため、スタジオでナイナイ・岡村隆史(54)は「平成の月9に山Pありというか。(略)フェイスと、笑わない感じがラブストーリーにものすごく合うんですねぇ……」と、感服。

 Xも沸騰し、

《ほぼ山P特集。笑やっぱり平成の青春=山下智久は間違いない》
《もう時代だよ山P時代、つよすぎる》
《「平成の月9に山Pあり」←これ最高の褒め言葉だし事実》

 といった声が、多く寄せられている。

「岡村さんの指摘にもあったように、俳優としての山下さんは、クールで美しくて、“カッコいい”としか言いようはない顔が、とにかくラブストーリー映えする人ですよね。

 山下さんは2020年10月末にジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を離れて4年が経ち、もうアイドルとは呼べないような本格的な俳優、アーティスト活動をしていますが、やはり彼を応援する中心は、山下さんがラブストーリー作品で活躍していた頃にファンになった方が多いのではないでしょうか。

 そして、山下さんのマネジメントサイドは、熱心に応援してくれるファンやファン層への気配りが徹底している、と言われています。今年4月クールに放送された主演ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)では、そうした影響があってドラマの内容に“調整”が入った、という話がささやかれましたね」(民放キー局関係者)  

 山下にとって5年ぶりの民放ドラマでもあった『ブルーモーメント』は、漫画家・小沢かな氏の作品で、気象庁気象研究所主任研究官の荒木健太郎氏が監修を務める漫画『BLUE MOMENT ブルーモーメント』(KADOKAWA)が原作の作品。

 原作の主人公は“妻と息子を災害で亡くした男”だが、ドラマでは山下が演じるにあたり “婚約者を災害で亡くした男”に変更されていた。