■『有働Times』のコア視聴率は民放最下位……

 10月20日の『有働Times』の世帯視聴率は8.3%、個人視聴率は4.8%と『Mr.サンデー』同様に決して低いものではなかったが、コア視聴率は1.8%だったという。

「初回のコアも1.8%、2回目も1.7%と振るっていないですね。コア視聴率で見てみると、『有働Times』はテレビ東京を含めて民放で最下位。そこの評価軸で言うと、“良いスタートを切れた”とは言えないですよね」(前出の制作会社関係者)

 有働は企画会議にも自ら志願して参加しており、スケジュールが合わないときにもオンラインで参加するほどの熱量で同番組に臨んでいるという。初回はナスDとのアメリカロケだったが、ロケが多いのも有働の意向だとも報じられている。

「『従来のニュース・ワイドショーとは一線を画す内容を伝える番組』と掲げ、有働さん自身も報道キャスターとは一線を画す立場で番組に出演しているようですが、“空回りしている”と指摘する関係者も少なくないといいます。番組は“テレ朝のドン”とも称される早河洋会長(80)が有働さんに直々のラブコールを送って実現したそうですが、若年層のコア数字は伴っていないと。

 現場スタッフもあまりにも低いコア視聴率を目の当たりにし、早々のリニューアルを検討しているという報道もありましたよね。番組はコアの数字だけを狙っているわけではないでしょうが……。

『有働Times』の影響で『Mr.サンデー』の数字が落ちているようですが、その『有働Times』も決して順風満帆とは言えないわけです。宮根さんも有働さんもフリーアナウンサーとしての実績、ネームバリューは申し分ないものがありますが、両者の日曜日の番組は安泰というわけではない。

 今後、食い合いが続き、『有働Times』の迷走も続けば――“共倒れ”なんていう展開もあるのではないか、ともささやかれていますよ」(前同)

 14年目を迎えた『Mr.サンデー』、始まったばかりの『有働Times』――日曜夜の両番組の運命やいかに。