テレビ各局を代表する長寿番組に“異変”が生じている。
タモリ(77)がMCを務める『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が3月末を持って40年の歴史に幕を閉じることが明らかになり、放送開始57年を迎えた『笑点』(日本テレビ系)には、新メンバーとして春風亭一之輔(45)が加入――。
そして、1986年4月にスタートし、37年にわたって続くTBSの『世界ふしぎ発見!』にも、大きなメスが入ることになるという。
「この3月をもってMCの草野仁さん(79)が番組から勇退するそうです」(制作会社関係者)
『日立 世界ふしぎ発見!』といえば、世界各国をテーマにした教養クイズ番組。メインスポンサーは日立で、番組中に流れる「この木なんの木」のCMでもお馴染み。その『ふしぎ発見!』で1986年の開始以来、MCを担当してきたのが草野だ。
番組は、世界各地の遺跡や土地にまつわるクイズをVTRで出題し、スタジオの解答者が、草野をモデルにした「ヒトシ君人形」やポイントの高い「スーパーヒトシ君人形」を賭ける形で解答。正解の場合はポイントが加算され、不正解の場合は「ボッシュート」で没収される――というスタイルで、お茶の間に定着してきた。
「そのヒトシ君人形のモデルであるMCの草野さんが勇退することになるんです。2019年1月の『1500回スペシャル』から、それまで準レギュラーだったますだおかだ・岡田圭右さん(54)が『SPアシスタント』という“謎のポジション”で起用されています。
“閉店ガラガラ”や“ハッピーボーイ”などのギャグで知られる岡田さんが草野さんの後任、というのも思い切った策に思えますが、やはりこれまでの流れを考えると、4月からは岡田さんがMCに昇格するのかもしれませんね」(前同)