■「特撮好きの水産庁職員が目を付けたのがキッカケで…」

――農林水産省がサモーンを推すことになったキッカケは何か?

 特撮好きの水産庁職員が目を付けたのがキッカケで、クリスマスに「#クリスマスにはシャケを食え」のハッシュタグを付けてツイートをしたところ、大きな反響があったので、これは魚食普及の良いPRになると考え、毎年クリスマスにはつぶやくようになりました。

――ネットで『ルパパト』は「シャケの売上に貢献した戦隊」とよく言われているが、実際のところ放送翌年の2019年以降、クリスマスのシャケの売上は上がったのか?

 クリスマス前後でのシャケ等の売上げの推移を示すことのできるデータ・統計はないため、売上げが上がったかどうかの詳細はわかりませんが、SNS上で「クリスマスにスーパーの棚にサーモンが明らかに増えた」との報告を多数いただいており、盛り上がっている実感はあります。

――シャケの美味しさや魅力について何か言いたいことはあるか?

 シャケの魅力は様々ありますが、幅広い食べ方があるところが大きな魅力の一つだと思います。

 焼きはもちろん、刺身、スモーク、トバ、缶詰等々、いろいろな食べ方があります。食事のメインディッシュからお酒のつまみまで幅広い食べ方があるので、それぞれのライフスタイルに合わせて皆様に食べていただきたいです。

 

 今回、農林水産省は、怪人“サモーン・シャケキスタンチン”に負けないシャケへの深い愛を感じさせる回答をくれた。

 もともと、七面鳥の代替としてチキンが採用された経緯もある日本のクリスマス。思い切って、チキンからサーモンに切り替えてみるのもいいのかも。そしてクリスマスや魚の日限らず、食卓にはシャケを並べて……はっ、筆者はすでに怪人・サモーンの影響下に置かれているのかもしれない……。