元SMAPリーダーで国民的タレント・中居正広(52)に取り沙汰された“解決金9000万円女性トラブル”が、フジテレビに甚大な影響をもたらしている。
中居の女性トラブルを最初に報じたのは2024年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)。
“密室のトラブル”が起こったのは23年にあった会食の席でのこと。当初、会食は中居とフジテレビ幹部の男性A氏、女性で行なわれる予定だったが、A氏が急遽来られなくなり、中居と女性の2人きりに。その後、密室内の2人の間に《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》と報じられた。
トラブル後、中居と女性側で代理人を立てた話し合いが持たれ、中居が9000万円という巨額の解決金を支払ったという。中居の所属事務所は代理人弁護士を通じて《以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません》と回答し、トラブルがあったことは否定しなかった。
同年12月25日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、トラブルが起こった会食はA氏の他にも参加者がいた“大人数の飲み会”の予定だったものの、被害女性以外の全員がドタキャンしたと報じられた。
フジテレビの企業広報部はA氏の関与について《弊社社員Aに関するご質問は、事実と異なりますので、明確に否定させていただきます》と文春に対し、事実関係を否定した。さらに同局は同年12月27日、公式サイトに《一部週刊誌等における弊社社員に関する報道について》と題した次の声明を発表し、あらためてトラブルに社員が関与していないと強調した。
《このたび一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません。発行元に対してもその旨伝えておりました。その他、プライバシーに関することは控えさせていただきます》
「A氏の関与を一貫して否定しているフジテレビですが、同局への風当たりは日に日に強まっています。大株主にも第三者委員会を設置するように提言され、これをアメリカの有力メディア・ブルームバーグも報じ、中居さんの女性トラブルは世界的な関心事になりつつあります」(ワイドショーデスク)