国民的タレントとして大きな存在感を放っていた中居正広(52)に勃発した「女性トラブル」騒動。1月17日午後には、幹部社員のトラブルの関与が報じられているフジテレビの港浩一社長(72)が会見を行ない、あらためて社員の関与を否定。第三者の弁護士を中心とする調査委員会を設置し、事実関係を調査することを明らかにした。

 トラブルの“詳細”については、互いに守秘義務があるとして中居も相手女性も触れないなか、世間を震撼させたのは、その解決金が「9000万円ほど」とされたことだったが――ここにきて、その「9000万円」という数字が覆されようとしている。

 1月17日発売の『週刊ポスト』(小学館)及び17日朝の「NEWSポストセブン」の記事に、相手女性・X子さんが登場し「そんなにたくさんのお金は受け取っていない」と反論したのだ。

「最初に騒動を報じたのは、2024年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)。そこでは“深刻な”女性トラブルがあったこととともに、芸能関係者が聞いた話として、その“解決金”が“9000万円ほど”だという話が伝えられました。その金額の大きさはあまりにも衝撃で、現在に至るまで、“いったい何があったのか”と世間の関心をここまで引っ張る一番の要因となっています」(芸能記者)

 このスクープ以降、『週刊文春』(文藝春秋)やスポーツ紙の続報などでも「9000万円」という数字が使われ続けることになり、Xでは、

《9000万円もの大金を納得して支払う行為って一体何をしたの?って気になる》
《9000万円もの多額の金額出して示談が成立してるのにリークされるのは気の毒》

 など、さまざま波紋を広げてきた。

「こうした事態を受けてでしょう、X子さんは『週刊ポスト』の記事で、9000万円という金額が出てきたことに驚いていると語り、中居さんサイドからの解決金の額を周囲に話したことはないとしたうえで、《そんなにたくさんのお金は受け取っていないんです》と証言しているんです」(前同)

 それでは、「解決金9000万円」が拡散したのはなぜなのか。前出の芸能記者が続ける。

「第一報の『女性セブン』の記事をよく読むと、《(中居さんは)“解決金”を支払ったとされる》、芸能関係者のコメントも“その額は9000万円ほどだという話”という表現で、すべて伝聞なんですよね。確実に解決金9000万円だということが証明される情報はない。

 とはいえあまりにもこの数字が印象的だったため、その後、続出した各社の報道でも『9000万円』が使われました。ただやはり、いずれも本文中では“~とされている”“といわれる”など、金額の断定は避けています」