■『大奥』に隠されたリアル親子の絆とは?

 今回、冨永愛の吉宗三浦透子の家重の親子の愛が描かれたわけだが、『大奥』には本当の親子の絆が隠されている、とファンの間で話題になっている。

「三浦さんが演じた家重は、1995年に放送された西田敏行さん(75)主演の大河ドラマ『八代将軍吉宗』にも登場。

 同作では中村梅雀さん(67)が演じていましたが、実はこの『八代将軍吉宗』で演出を手掛けていた大原誠さん(2018年逝去・享年80)は、今作の『大奥』で演出を手掛けている大原拓さんの実父ということなんです。

 本当の親子が家重でつながっていることも、作品を越えたリアルな絆を感じる、と話題になっています」(前同)

『大奥』は3月8日にはファンミーティングが実施されるほどの人気ぶり。

「ファンミーティングには、3代将軍・家光を演じた堀田真由さん(24)や、5代将軍・綱吉を演じた仲里依紗さん(33)、そして冨永さんの豪華3将軍が勢揃い。

 今期の大河ドラマの『どうする家康』も3月19日に初のファンミーティングを開催しますが、大河よりも先にイベントが開催されるということで、『大奥』の人気ぶりが分かりますね」(前同)

 ファンミーティングは、倍率6倍という高倍率を突破した2167人が渋谷・NHKホールに詰め掛けた。

「イベント中、仲さんは今回の抜擢に関して3月9日に公開された『シネマトゥデイ』の記事では“普段は原作って1回ぐらいしか読まないのですが『大奥』は何回も読みました。とにかく原作ファンが多くて、ちゃんとやらないと怒られそうなので”と、かなりのプレッシャーだったことを告白していました。

 そんな『大奥』ですが3月14日の放送で第1期の放送が終了。この秋から『赤面疱瘡』の原因を解き明かす『医療編/幕末編』として第2期の放送が決定しており、こちらの放送も楽しみです」(前同)

 そんな第2期のキャスティングに関し、SNSでは

《14代家茂は絶対芦田愛菜ちゃん(18)!て思っていたけど彼女の演技力なら和宮でもいけるか。。。と勝手にキャスティング中》
《青沼役は城田優さん(37)かなあ?》
《青沼さん、黒木さん、平賀源内をどなたが演ずるのか、あのサイコなエピソードをどのくらい描き、誰が演ずるのか…うわぁ、気になります!》

 と、キャスティングの予想合戦が白熱している。

 俳優たちの熱演でここまで話題になった『大奥』ゆえに、次の将軍たちもさぞかしプレッシャーが大きいはず。

 注目の新キャストは、この春発表されるーー。