松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマどうする家康』に、ピンチが訪れているようだ。

「『どうする家康』は、松本さんにとって初めての大河で、脚本が『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)などで有名なヒットメーカーの古沢良太氏であることから、放送前から大注目を集めていました。

 主人公の徳川家康をとんでもなく情けないナイーブな若者として描いているのを筆頭に、“悪女”と名高い人物を善人として描写したり、“辛い人質生活”がどう見ても楽しそうだったり、これまでにない独特の解釈で描かれるドラマはおおむね好評。

 しかし、視聴率面では苦戦を強いられていますね……」(女性誌編集者)

 第1回(1月8日放送)の世帯視聴率が15.4%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と、前年の『鎌倉殿の13人』が記録した17.3%と比べても低い数字だったことが話題になったが、視聴率はその後も上昇はせずで、直近の第12回(3月26日放送)では、11.0%という数字だった。

 ちなみに、第10回(3月12日放送)は、裏番組が驚異の世帯43.2%を記録した『WBC』だった弊害もあって、7.2%を記録。『鎌倉殿』もワールドカップの影響で第45回(11月27日放送)が6.2%を記録してしまったこともあって、スポーツ中継は大河ドラマにとって天敵と呼べそうだ。