ドラクエこと『ドラゴンクエストシリーズ』。1986年の第1作発売以来、世代を超えて老若男女の心をつかみ続けてきた国民的RPGだが、ここに来て、また注目度が高まっている。

 2024年にはHD-2D版『ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…』(プラットフォームはニンテンドースイッチ、PS5、Xbox Ser1es X/S、ウインドウズ)、昨年6月には同じくHD-2D版の『ドラゴンクエスト1&2』とリメイク版が続々と発売されたのだ(プラットフォームはニンテンドースイッチ、スイッチ2、PS5、Xbox Ser1es X/S、ウインドウズ)。

 定期的にリメイク版が作られてきたドラクエシリーズだが、最近の特別な盛り上がりには理由があるという。

「今年は最初のドラクエが発売されてから40周年とお祭り期間。現在でもマクドナルドやサントリーなどでコラボを行っていますが、まだまだ盛り上がりを見せるはずです」

 こう話すのは、ゲームコラムニストのジャンクハンター吉田氏。今回は同氏に、リメイク版で進化した点と変わらぬ魅力、さらには発売40周年を迎えた今なお、根強い人気を誇る理由について話を聞いた。

 まず、冒頭でも触れた『ドラクエ3』のリメイク作。物語の大筋に大きな変更はないものの、主人公と関わるキャラクターたちの想いや背景がサブストーリーとして丁寧に描かれ、より深みのある内容となっているという。

「例えば、主人公の父親であるオルテガのストーリーの追加。“オヤジの物語” として彼の状況や気持ちを、改めて大人になったプレイヤーが追うことで、さらに作品への感情移入ができます」