■今後を考えると東京に住むメリットはなし!?

 一方で、HYBEはユニバーサルミュージックグループ(UMG)と、アメリカを拠点とするガールズグループを立ち上げる計画を2021年11月に発表しているが、ユニバーサルミュージックはキンプリが契約をしているレコード会社でもある。

「ユニバーサルミュージックがジャニーズを差し置いて、平野さんたちと再び手を取り合って仕事をする、というのは常識的に考えづらい。そのため、HYBEは違うのではないか、とも考えられていますね。

 他方で、元キンプリメンバーの岩橋玄樹さん(26)は3月18日にロサンゼルスに本拠地を置く『Three Six Zero』とエージェント契約を交わしたことを発表していましたが、そこに合流するのでは……という声もあります。岩橋さんのアメリカ人“マネージャー”が平野さん、岸さん、神宮寺さんに接触したという報道もありましたよね。

 そして、これらに加えて浮上しているのが、“名古屋拠点説”です」(前出の芸能プロ関係者)

 平野は、愛知県名古屋市出身であることは多くのファンから知られているが、現地に住む家族との関係は非常に良好。

《実家へは時間があるときに帰っているよ。家族には会えるときに会っておこうって思うから》

 と、4月7日発売の『WiNK UP』(ワニブックス)で語っていたこともある。

 3月4、5日に愛知県岡崎市で行なわれたグルメイベント『キッチンカーフェスティバル』に平野が両親や3歳になる妹と家族ぐるみで参加していたことが、4月11日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)でも報じられている。

 また、平野の実弟である平野莉玖氏(24)はアパレルブランド「RKS RICKY(リクスリッキー)」のプロデューサーをしており、“RIKU”名義でアーティスト活動もしているが、『キッチンカーフェスティバル』では、平野が莉玖氏の楽屋テントを訪れていたことも『週刊女性』に報じられていた。

「現実問題として、ジャニーズ事務所を脱退した以上、平野さんが東京のキー局のテレビ出演するのは難しくなります。そして、“辞めジャニ”のパターンでいうと、公式ファンクラブを作って、ライブや、ファンイベントで全国を巡るイベント活動などを行ないますよね。そうした全国ツアーを行なったり、また海外に活動の幅を広げる場合も、わざわざ東京に住む必要性はありません。

 名古屋は日本の真ん中。新幹線に乗ればすぐに移動できるし、愛知県には国際空港もある。人口が多く、マスコミの目も厳しい東京よりも、地元の名古屋の方が住みやすいのではないでしょうか。

 東京にいる必要性は高くなく、だったら大切な家族がいて、実家もある名古屋を拠点に個人活動をするのでは――という話もされていますね」(前同)

 5月22日でキンプリを飛び出す平野。無限の可能性を秘める彼は、どんなリスタートを見せるのだろうか。