5月から6月にかけて相次いでいる、芸能人の大スキャンダルによる活動休止。直近では、6月30日に公開予定の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』にも出演する人気俳優の永山絢斗(けんと・34)が6月16日、大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されてしまう事件が起こった。
「5月18日に父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(享年76)と母親の喜熨斗延子(きのし・のぶこさん/享年75)らと自宅一家心中を図り、警察の取り調べを受けている歌舞伎役者の市川猿之助さん(47)。
ミシュラン1つ星シェフ・鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫が発覚し、6月14日に芸能活動自粛を発表した女優の広末涼子さん(42)。そして、今回の永山さん。不祥事の内容こそ全然違いますが、まああまりにも大きな出来事が続いていますよね……。
広末さんは多くのCMに出演する人気女優だったし、3人とも映画公開や撮影を控えた時期の逮捕ということで、それに対する違約金の話もいろいろと取り沙汰されていますね」(女性誌編集者)
永山の出演している映画『東京リベンジャーズ2』が予定通り公開されるかは不明だが、市川が出演していた映画『緊急取調室 THE FINAL』は、公開延期が決定。広末は、“広末の地元・高知県が舞台で来年公開予定の主演映画”の撮影が延期になったことが報じられている。
また広末は、出演していたキリンビール『本麒麟』、『日本和装ホールディングス』、『エドウィン』、『リーガルオン テクノロジーズ』の4社の公式サイトからは、広末のCMや写真が削除されている。
「猿之助さんの『緊急取調室』は、該当シーンを別の俳優を起用して撮り直すと言われていますが……多忙な出演俳優陣のスケジュールなどを考えると相当ハードルが高いですよね。6月7日配信の『日刊ゲンダイ』のWEB版の記事では、仮にお蔵入りになった場合は“損害賠償請求は20億円は下りません”と報じられています。
永山さんは来年の、吉高由里子さん(34)が主演するNHK大河ドラマ『光る君へ』からの降板が決まりました。所属事務所からの申し出があったということですが、こちらはギリギリ撮影前だったようです。演じる予定だった藤原隆家役には代役が立てられることになります。
広末さんについても、4社のCMにくわえ、ファッション誌『STORY』(光文社)の連載コラムも休止。6月15日の『日刊スポーツ』はCMの違約金について“今回は件数も多く、億単位に及ぶ可能性がある”としており、一説では4億円に達するのでは……なんて声もありますね」(前同)