放送作家の鈴木おさむ氏（５１）が１０月１２日、自身のＳＮＳを更新し、２０２４年３月３１日をもって放送作家業と脚本業から退くことを発表した。

　鈴木氏は、《僕は１９９２年２月から放送作家と言うお仕事を始めさせていただき、今年で３２年。放送作家に加えて、脚本業もさせていただいてきましたが。来年２０２４年３月３１日で３２年やってきた放送作家業を辞めることにしました。脚本業も辞めます》と報告。

　放送作家になるまでの経緯やその後の自身の仕事に触れ、今回の決断については《ある時、自分の人生を俯瞰で見た時に、４０代後半から、おもしろく生きられてないなと思ってしまいました。ありがたいことに、今も沢山のお仕事をいただき、作り手としては、やり甲斐のあるお仕事ばかりです

　ですが、ここ数年、作り手の前に人として、振り切って生きれていないなと言う思いがずっとあり。もう一つ。ＳＭＡＰが解散してから、自分の中で１２０％の力が、入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた１２０％の力が入らない時も出てきてしまった》と理由を説明した。

■鈴木おさむ氏の言動と小説も“ジャニーズ帝国”崩壊の遠因

　引退後については《僕が辞めることで、沢山の方にご迷惑をおかけしてしまうと思います。本当に申し訳なく思っております。

　来年春からは、若者たちを応援することが出来たらと思っております。現在５１歳。今だったらまだ間に合う。まだ形になってはないですが、それをこれから本気でやってみたいと思っています》とした。

　最後には《今、ＳＭＡＰの「ありがとう」を聞きながらこの文章を書いているのですが。歌詞がとても響きますね。でも、まだ半年あります。レギュラー番組は全力でやらせていただきます。新しいことにもこの半年で挑戦します。そして３月３１日まで脚本・台本は書き続けます。１２０％、全力で放送作家をやりきります》と綴った。

※画像は鈴木おさむ氏の公式Ｘ（ツイッター）『@suzukiosamuchan』より

「ジャニー喜多川氏（享年８７）の問題で、ジャニーズ事務所は廃業に追い込まれることになり、スポンサーやテレビ各局のジャニーズ離れが急速に進んでいます。ジャニーズ帝国崩壊ともいえるこの状況の発端となったとも言われるのが、約７年前のＳＭＡＰの解散ですよね。

　そして、鈴木氏はインタビューや小説でその内幕を明らかにしていますが、彼の言動や作品も“崩壊”の遠因の１つとも言えるでしょうね」（ワイドショー関係者）