「友人である小栗さんから大河のバトンタッチを引き継げること、誇りに思ってます」
2022年の大みそかに『NHK紅白歌合戦』でそう話していたのは、今年1月8日にスタートしたNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める嵐の松本潤(39)。前年度の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』主演の小栗旬(40)とは、2005年放送のドラマ『花より男子』(TBS系)からの友人であることにちなんだ言葉だった。
しかし、小栗から引き継いだ松潤主演の大河ドラマは今――。
「『どうする家康』の視聴率は、第4話(1月29日放送)が世帯視聴率が13.9%、13~49歳に的を絞ったコア視聴率は3.0%を記録しました(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。世帯視聴率は十分に高く、コアも決して低い数字ではないんですが、『鎌倉殿』や他局のドラマと比べると思っていたより数字が取れていないんです」(制作会社関係者)
ちょうど1年前の2022年1月30日に放送した『鎌倉殿』の第4話の視聴率は、世帯15.4%、コア3.6%を記録。世帯・コアともに『どうする家康』を上回っている。
「『鎌倉殿』は小栗さんのネームバリューに加え、“脚本があの三谷幸喜である”という話題性も手伝って、若いファンにも人気がありましたからね。
ドラマ開始前の話題性を考えると、『どうする家康』の数字は伸び悩んでいるとも言えるのかもしれませんね。特に若い層のコア視聴率は、ですね。松本さんは嵐のメンバーで大人気だし、俳優としての実績もあるんですが……冷静に考えれば、松本さんも実はすでにアラフォー。嵐は活動休止中ですし、昔に比べると、若い世代のファンが多少減っている、というところもあるのかもしれませんね……」(前同)