■女優陣は美しいが、それだけではない『セクシー田中さん』

『セクシー田中さん』では木南と生見に対しては、

《木南さんのすんばらしすぎるスタイルにいつも魅了されてます‥!!あのお腹、素晴らしすぎる!》
《めるるちゃんも超可愛い衣装とってもお似合いスタイル良すぎで、い〜な〜腰、細っ》
《めるるの太ももが細ももすぎて泣きたくなった。スタイルが良すぎる。私の二の腕くらいしかない。泣きたい》

 といった声が多く寄せられている。

 2人以外にも、『セクシー田中さん』には高橋メアリージュン(36)や生駒里奈(27)など、女性も惚れ惚れするスタイルの女優がベリーダンス教室の先生役などで起用されている。

 第6話には田中の憧れの存在で、還暦を超えてもスターのベリーダンサー・愛子が登場したが、彼女を演じたのは元ピンクレディーの未唯mie。実年齢65歳とは思えないスタイルと姿勢の美しさも、《実年齢知ってびっくりしたわ》《さすが我らのアイドルピンクレディ》と、大盛り上がりだった。

 主演の木南を筆頭に、女優陣の美しいベリーダンサー姿が注目を集めているのは間違いないが、『セクシー田中さん』の魅力はそれだけでは終わらないという。

「話が進むにつれて田中さんと朱里が、女性の生きづらさを乗り越えようと頑張る姿が描かれるだけではなく、男性陣のキャラクターも深く掘り下げられて、奥行きが非常に深いドラマになっているんです。今、『セクシー田中さん』のシナリオにしっかりのめり込む視聴者が増えていっています。

 第6話が良い例ですが、性格に難のあるキャラが成長しつつも性根は良い意味で変わらず、それが別キャラとの交流でさらに活きていく――男性陣のキャラ描写が絶妙なんですよ」

※画像は『セクシー田中さん』の公式X(ツイッター)『@ntv_tanakasan』より

【以下、『セクシー田中さん』第6話までのネタバレを含みます】

 田中(木南)はペルシャ料理店「Sabalan」でベリーダンスをしているが、ダンスがSNSで拡散された結果、朱里(生見)以外の会社の同僚にも田中がベリーダンサーだとバレてしまった。同僚に好奇の目で見られた田中はメンタルを崩してお腹を痛め、出社できなくなってしまう。

 見舞いに来た笙野(毎熊)に、田中(前田)が「みんなと同じように振る舞うのが苦手で私の存在が人を不快にしてるんだと思います」と漏らすが、笙野は「もし本当に会社で馬鹿にされたり、ネタにされてるならそれは田中さんの怠慢だと思います」「ズバリ宣伝不足です」「田中さんが自分を見せてないからですよ」などと、叱咤激励。

 これまで善人ではあるが無神経な発言が目立つ笙野だったが、今回はそれが功を奏し、田中は同僚に自分からあいさつをするようになる――という成長物語が描かれた。

 また、並行して朱里と小西のラブコメも進展。朱里に恋愛感情がないのに一度だけ関係を持ってしまい気まずくなっている朱里の友人・仲原進吾(THERAMPAGE川村壱馬/26)と遭遇。ところが、修羅場になるどころか小西と進吾が恋愛の悩みで意気投合し、サシ飲みの約束をすることになる、というドラマも描かれた。