■「SHEIN」や「Qoo10」に戦々恐々 Xでは3200万ビューの“被害報告”
噛まれると「猛烈なかゆみ&症状1か月超」“凶悪”吸血性昆虫トコジラミが日本を襲う!「韓国で猛威」で海外通販から感染拡大!? 専門家が「正しい対策法」を解説
そんなトコジラミによる被害だが、日本でも連日注意喚起が報じられ、SNSでも話題になっている。11月22日にはX(旧ツイッター)上で、”大阪メトロの谷町線にトコジラミがいた”という旨の投稿が相次ぎ、大阪メトロが11月24日から全線・約1380車両を順次、掃除機で清掃すると発表したばかりだ。
そして現在、TikTokやXといったSNS上で関心を集めているのは「海外通販にトコジラミがくっついてくる」という報告である。
「近年、若い女性を中心に、低価格でトレンドアイテムを取り揃える『SHEIN(シーイン)』や『Temu(ティームー)』といった中国系海外通販や、韓国最大の通販サイト・Gmarketから生まれ、韓国ファッションや韓国コスメに強い通販サイト『Qoo10(キューテン)』が大人気です。
『SHEIN』と『Temu』は海外からの発送。『Qoo10』には国内、海外両方のショップが出店しています。韓国でトコジラミが大流行していることを受け、日本のSNS上ではそうした海外系の通販が“ヤバい”と指摘する声が駆け巡っているのです。
真偽のほどは定かではないのですが、『SHEIN』で買った服からトコジラミが落ちてきた、という話を紹介したポストが11月にXへと投稿されると、3200万ビューと爆発的な話題になりました」(トレンドライター)
トコジラミに刺され、真っ赤な発疹が多数出現した皮膚の写真を公開する投稿もあることから、否応無しに“刺されたらこんなふうになる”という予防意識も高まっている。対策として、“荷物は外で開封”“梱包材はすぐ廃棄”“使用前に煮沸するか乾燥機に入れる”といった情報をまとめるポストが目立つようになる一方で、
《結局運搬中に日本の荷物と混ざって一緒になるから、通販全般気をつけなきゃならんよな》
《物流の現場で混ざりそう》
など、トコジラミが何らかの物体にくっついて運ばれるのであれば、海外通販だけの問題ではなく、物流そのものにリスクがあるのでは……といった心配の声も多数上がっています」(前同)