間宮祥太朗(30)主演の連続ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系/日曜夜10時30分~)に原作者からのツッコミが入り、物議を醸している――。

『アクマゲーム』は原作・メーブ氏と作画・恵広史氏による同名漫画(講談社)のドラマ化作品。“悪魔の鍵”を巡り、登場人物が頭脳戦を繰り広げるサバイバル・エンターテインメントだ。物語はクライマックスに突入し、6月2日には第9話の放送が控えている。

※画像は『アクマゲーム』の公式X『@ntv_acmagame』より

「ドラマ版『アクマゲーム』には、放送前から原作ファンの間で不安の声が多く上がっていましたね。間宮さん演じる主人公・織田照朝(おだ・てるあさ)の設定が原作の高校3年生から27歳のフリーターに変更されているほか、友人や対戦相手の職業・年齢、その他多くの部分が変更され、あらすじの時点で原作と別物と化していたからです。ですが、原作者は当初、ドラマに好意的だったんです。それがここにきて様子が変わりつつあるんですよね……」(テレビ誌編集者)

 原作者のメーブ氏は初回放送時にXで《僕は一話は試写会で見せてもらいましたけど、既にもう一回見たくなっちゃってる》と綴るなど好意的だった。

 しかし、原作ファンからも特に評判が悪かった第7話(5月19日放送)から、メーブ氏も苦言を呈し始めたのだ。

 メーブ氏は21日に《ちょっと流石に不明なこと、はっきりしないことが増えすぎて、7話は楽しめなかった…》とポストし、演出や脚本の不備に対して理路整然とツッコミを入れるポストを、11回に分けて投稿した。

 さらに第8話(26日放送)の放送後、28日には《登場人物と視聴者の温度差が埋まったように思う。9話からは楽しめそうな気がするぞ!》と最後にはフォローを入れたが、《このドラマの一番の問題は、主人公の照朝が何を考えているのかわからないところだったと思う》など、細かなダメ出しを計12回に分けて投稿していた。