■視聴者からは多くの怒りの声――
メーブ氏も自身の投稿が世間の注目を集めていることは把握していて、
《なにやらネットニュースにまとめられたり、YouTubeで取り上げられたりしたようで、ちょっと戦々恐々としているのですが あくまでいち視聴者の感想ということで、軽く受け取っていただければと思います》
と、5月26日に綴っている。
「メーブ氏のツッコミからは、原作者なのにドラマの内容を事前に知らされていなかったことを感じさせますよね。作品の生みの親である原作者に映像化の内容が伝えられないというのは、一般常識的にはなかなか考えづらいことだし、それに加えて日テレでは『アクマゲーム』が放送される前、23年10月クールに同じく漫画原作の『セクシー田中さん』を巡る不幸があったばかり。それもあって、視聴者から怒りの声が噴出しています」(前出のテレビ誌編集者)
『セクシー田中さん』は、芦原妃名子さんの漫画(小学館)が原作で、木南晴夏(38)主演でドラマ化された作品。芦原さんはドラマ終了後の24年1月に“望まない原作改変”を巡るトラブルがあったことを明らかにし、1月29日に急逝した。“テレビ局の原作者軽視が原因だ”という論調でSNSは大炎上し、同局は2月15日に社内特別チームの設置を発表している。
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— 『セクシー田中さん』【公式】日テレ系【日曜よる10時30分放送】 (@ntv_tanakasan) December 24, 2023
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そんな原作改変がきっかけの不幸があったばかりの日テレが、また原作を大幅に変えて、その上で原作者からツッコミが入っている――その事態にX(旧ツイッター)では、
《アクマゲーム、原作者からも不評じゃん 役者のゴリ押しで原作改変する典型的なパターンかセクシー田中さんから何も学んでない》
《セクシー田中さんの教訓が活かされてませんね》
《セクシー田中さんの件があったのに、またアクマゲームで原作を蔑ろにするようなことやってんのか?》
といった厳しい声が多く寄せられているが――芸能プロ関係者はこう話す。
「日テレの原作軽視とも思える体質が再び露呈してしまい、荒れているわけですよね。
ただ、今回の『アクマゲーム』に限っては、“日テレの体質が改善されていない”と言うのは少々酷な話とも思われ、ある意味、仕方のないことでもあるんです。というのも、『アクマゲーム』は、『セクシー田中さん』の問題が起こる前から制作が進んでいた“早撮り作品”なんです」(前同)