■ラジオはSixTONESの原点

 すると、田中は「へたしたら今(の状況)がないぐらいのことが、あったじゃない? (メンバー)それぞれもグループとしても」と続け、あえて言うなら「耐えりゃいいことあるよ」ぐらいだとコメント。京本も「“耐えりゃ”が長かったからね。ちゃんと積み重ねてきたことがあると思うよ」と同意していた。

 さらに、田中は「今の未来を教えてあげたいよね。ラジオでレギュラー持ててるよとか。ちゃんとデビューできてるよとか」と笑うと、「今の現状を教えてあげると、もうちょっと楽に、のびのび仕事できてたと思う」と、苦しかったデビュー前のことを振り返るように、しみじみと語っていた。

 ほかの時間帯はゲストを呼ぶなど、特番らしい企画が組まれていたが、同ラジオは田中とほかのメンバー1人の出演という、いつも通りの構成で放送された。これは局側から認められている証だろう。放送回数150回を迎え、春には4年目に突入する同ラジオは、SixTONESの原点として長寿番組になりそうだ。