■アナウンサーだけの「LINEグループ」の存在

 渡邊アナは2020年4月にフジテレビに入社。同年9月に『もしもツアーズ』(フジテレビ系)の4代目ツアーガイドに就任。さらに同じタイミングで『めざましテレビ』のリポーター及びフィールドキャスターにも起用されている。

「『もしツア』への出演は、バラエティ番組をやりたい渡邊アナの意向も尊重した結果でしょう。ただ、その『もしツア』からは2022年3月をもって卒業していますし、その後は『めざましテレビ』や『ぽかぽか』(フジテレビ系)の進行など、情報番組がメインになってしまいました。

 それにバラエティ番組の女子アナというのは、タレントMCのアシスタントやサポートに徹するという役割ばかり。その点も彼女の中には違和感があったと聞こえてきています。“もっと自分にできる仕事がある”と上を目指していたのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

※画像は渡邊渚アナの公式インスタグラム『@watanabenagisa_』より

 退社を決意した渡邊アナに対し、

《回復してまためざまし出てほしかったなぁ》
《渡邊渚アナの退社は悲しい。元気になったらフリーで戻ってきてほしいよ》
《病気のためお休みしてたって、心配だな。三宅正治アナの「決断を応援したい」って言葉、素敵だね。これからの彼女の活躍も楽しみだな!》

 と惜しむ声やエールも寄せられている。

「フジテレビ内部でも同様です。フジ内にはアナウンサーだけが入っているLINEグループがあるのですが、退社する渡邊アナは近いうち、そのグループから退会することになるわけです。アナウンサー陣からは“そんな日が来たら寂しい”という声が出ているといいますね。

 三宅アナが“渚さんの決断を応援したいと思います”とエールを送りましたが、渡邊アナは先輩後輩から愛される存在だったんでしょうね」(前同)

 8月31日をもってフジテレビを退社する渡邊アナ――彼女の新たな挑戦にも注目が集まる。