お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(61)の「対文春」裁判が11月8日に決着した。今後は芸能活動を再開するとされるが、SNSを中心に反発する声が殺到しており、特に地上波番組への復帰は困難を極めることになりそうだ。
松本は8日、女性に男女の行為を強要したとする2023年12月末の『週刊文春』の記事を巡り、発行元の文藝春秋などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟を取り下げた。裁判中も松本サイドと文春サイドは水面下での話し合いを進め、合意に至ったため松本サイドが訴えを取り下げたという。
3月28日、松本はXを更新して《世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》と心境を綴っていた。
民放キー局関係者が話す。
「劇場、AmazonPrimeVideo、Netflixなどの見たい人がお金を払って見るようなコンテンツへの復帰はそれほど難しくはないと考えられます。しかし、スポンサーも絡んでくる地上波番組出演へのハードルは高い。
11月11日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)では、番組冒頭に松本さんが映る過去映像が使用されましたが、Xには《クレイジージャーニーに松本人志が出始めてそっこうテレビ消した》と反発する声が多数寄せられてしまいましたからね」