■“3人目のダウンタウン”とともに復帰計画を検討か
高須氏はダウンタウンの2人とは幼少期から親交があり、浜田とは同じ幼稚園、浜田・松本と同じ小学校と中学校に通っていた。大学卒業後に松本の推薦で吉本興業を紹介されて放送作家に。ダウンタウンMCの伝説のバラエティ番組『4時ですよ~だ』(MBS)で作家デビューを果たす。
ダウンタウンの東京進出後もほぼすべての番組に携わり、『ダウンタウンのごっつええ感じ』、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(ともにフジテレビ系)をはじめ、現在も『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)、『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などの番組を担当している。
「ラジオ『松本人志の放送室』(TOKYO FM)では松本さんとともにパーソナリティを務めていましたが、ダウンタウンにとっては盟友であり、“3人目のダウンタウン”とも称されることもある存在ですよね。ダウンタウン以外の番組にも複数携わっていますし、現役トップクラスの売れっ子放送作家でもあります。
松本さんの裁判が決着し、復帰に向けての計画を練るにあたって、テレビのことをダウンタウン以上に知っているとも言える高須さんという頭脳が加わったということでしょう。松本さん、浜田さん、そして高須さんも交えて今後の動き方を検討していくことになるようです。
当事者である松本さんは視聴者がどう受け止めるか、どんな批判が巻き起こるか、なかなか客観視できない部分があるでしょう。一方で浜田さんと高須さんは客観的にアドバイスができる立場にある。そういった面でも非常に頼れる存在ですよね。
ただ、現時点ではどの番組で復帰するかは決まっていない、決められないというのがリアルなところとも聞こえてきています。ただ、いざ復帰するとなったら松本さん本人にも、出演に“GO”を出した番組にも100%批判が殺到します。浜田さん、高須さん、そして松本さんもそれは承知のことでしょう。そういった厳しい事態も想定したうえで、復帰計画は進められていくのでしょうね」(前出の民放キー局関係者)
年内に松本の姿をテレビ番組で見ることはなさそうだ。まだまだ厳しい声が多く殺到しているなかで、笑いのカリスマはどう動いていくのだろうか――。