コーヒーの健康効果が改めて注目されている。免疫力を向上させることによって、風邪、コロナ、インフルエンザなどの予防が期待できるというのだ。
この季節になんとも心強い話だが、信ぴょう性はいかほどか。管理栄養士でお食事のカウンセリングサロン『colan(コラン)』代表の上坂マチコ氏が解説してくれた。
「10年ほど前、国立がん研究センターが“コーヒーを飲む人は心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などによる死亡リスクが下がる”と発表しました。そのあたりから本格的にコーヒーの健康面でのプラス効果が注目されるようになったんです。
ただ一方で、お医者さんの中にも“飲みすぎを考えると、カフェイン摂取は控えたほうがいい”と主張している人もいる。実際、世の中にはコーヒーばかり飲んでしまうという人もいますからね。自分の体調と相談しながら、“正しい飲み方”をすることが望まれます」(上坂氏)