■第1位はメーカーのこだわりが光るこの逸品

 栄えある第1位は『日清の最強どん兵衛 かき揚げそば』(302円)。オリジナルの『どん兵衛』のおいしさは残しつつ、“最強”の名に恥じぬ質の高さがうかがえる。

「これはまさに、日清のカップ麺の技術を集約した商品。そばらしいボソっとした太麺、あごや干しシイタケをはじめ6種の合わせだしが織りなすツユ、老舗『やげん堀』監修の七味などこだわりが光っています」(前出のはんつ氏)

 最後に、はんつ氏は“そばらしさを最も楽しむ方法”について、こう語る。

「麺を“すすれる”のは日本人ならではの行為。すすることでスープの風味がより強く感じられると思うんです。だから、そばはすすって出汁の風味を、嚙みしめることで麺のおいしさを味わってほしいです」

 今年の締めくくりは、お気に入りの一杯の年越しカップそばとともに、良い新年を迎えたい。

はんつ遠藤(はんつ・えんどう)
フードジャーナリスト。早稲田大学卒。今まで1万軒以上を取材。著書27冊め『東京やきとり革命!』(ポプラ社)発売中! 最新刊に『首都圏「極うま うどん」食べないと一生後悔する!! 131杯』(双葉社)。